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周辺光量落ちとは?

周辺光量落ち(しゅうへんこうりょうおち)とは、画面の周辺部分が中央部に比べて暗くなってしまうことをいいます。

画面の隅っこの方が暗くなっている写真がありますが、あれがまさに周辺光量落ちの写真ということになります。

この現象はズームレンズの望遠側(テレ端)や広角ズームレンズの広角側(ワイド端)で起こりやすいと言われています。

また、APS-C機よりもフルサイズ機の方がこの現象が目立つとも言われています。

対策としては、現像ソフトなどを使って明るさの調節をする方法もありますが、最も簡単な方法は絞りを少しだけ絞って撮影すること、つまりF値を開放ではなく少しだけ大きくして撮影する・・・といった方法があります。

絞った方がよいというのは、周辺光量落ちが絞りを開放した際の方が起こりやすいため・・・です。

もう1つの対策としてはレンズを高品質のもの、周辺光量落ちしないレンズに買い換えるという方法もあります。