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モノクロで写真を撮影する際のコツ。同じパターンの模様を撮影する

以前にモノクロ写真の撮り方とコツという記事を書かせていただきました。

今回はその応用編と言いましょうか、モノクロで撮影する際に、こんな被写体だと面白い写真になることがある・・・というものについて考えてみたいと思います。

モノクロにすることの効果

簡単なおさらいになりますが、モノクロで撮影することでこのような効果があるのではないかな・・・と思います。

1.レトロな感じが出る
2.どこかセンチメンタルな感じが出る
3.普段カラーの写真に見慣れているので、新鮮さが生まれる
4.カラーがない分、見た人に考えさせる写真になることがある

そういったことを考えると・・・このような被写体がモノクロに適しているのではないかなと思います。

1.昭和のにおいのするもの(古いもの)
2.下町の風景
3.凹凸のあるもの

今回はその中でも凹凸のあるものにスポットライトを当ててみたいと思います。

同じパターンの模様を狙う!!

凹凸のある被写体はモノクロで撮影してみると、案外面白い写真になることがあります。

でも、何故、凹凸のある被写体はモノクロに適しているのでしょうか・・・?

それは、恐らく、光の明暗が出やすいから・・・ということになるかと思います。

この光の明暗が出やすい凹凸のある被写体に加えて、今回は、同じような模様が繰り返されるパターン(同じように繰り返される型)のある被写体を撮影してゆきます。

同じような模様が繰り返されている被写体で、凹凸のあるもの・・・。

言葉でお伝えするより、まずは写真を見ていただいた方が早いですね。(笑)
以前にもご紹介させていただいた写真ですが、こんな感じの被写体をまず探します。

同じ模様が繰り返されていて、凹凸がある。

これをモノクロで撮影すると、こんな感じになります。

今度は違う被写体です。

例えば・・・こんな石壁なんかも面白い写真になったりするのかな・・と思います。

カラーで普通に撮影すると、何の変哲もない写真になります・・。

でも、凹凸もあるし・・・同じような模様(パターン)がある被写体なので・・・モノクロで撮影し直してみます。

すると、ちょっと雰囲気も変わって来たりします。

石や岩が積まれたような被写体はモノクロには合うのかも知れませんね。
もう一枚・・・

・・・という風にして、僕なんかは、凹凸があって、同じ模様のある被写体を見ると、つい、モノクロで撮影しようかな・・とか思ってしまいます。

そして、それなりに面白い写真が撮れたりしますから、結構楽しかったりします。

これはモノクロ写真の撮り方で掲載させていただいた写真ですが、同じ模様で凹凸のある被写体をこのようにしてモノクロで撮影するのもいいですが・・・

そこに人物を加えると、また面白い写真になります。

例えば、こんな風に・・・

モノクロについては他にも、色々な撮り方がありますから、また今度、色々撮影してきたいと思います。